【e-Stat】政府統計人口データをPythonで可視化する

PROGRAMMING

政府の統計データを大量に閲覧,取得できるe-Statというサービスがあります.

しかもAPIでデータを扱えるというので,今回は試しに政府が発表している人口データをPythonで可視化してみました.

API機能の使い方は以下のサイトを参考にしました.

 

記事のコードはこちらで実行可能です.一緒に実行してみてください.

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APIの取得

APIの利用には,ユーザ登録が必要です.まずはこちらから,登録を行ってください.

ログインすると,マイページのAPI機能から,アプリケーションIDを発行することができます.

個人利用で,公開の予定がなければ,
名称→test
URL→http://test.localhost/
とでもしておけば良いと思います.

発行ボタンを押すと,appIdが表示されます.これを後で使います.

e-Stat API

 

統計データの取得

API利用できるデータは,開発者向けページのAPI機能から探すと便利です.

今回は,人口データを取得して使ってみます.

e-Stat Data

使いたいデータのAPIを押すと,APIリクエストURLが表示されます.

http://api.e-stat.go.jp/rest/2.1/app/getStatsData?appId=&lang=J&statsDataId=0003412313&metaGetFlg=Y&cntGetFlg=N&sectionHeaderFlg=1

このURLのappIdのところに,先ほど取得したappIdを入力します.さらに今回はJSON形式でデータを取得したいので,app/getStatsData?のところを,app/json/getStatsData?に書き換えます.

こんな感じになります.

http://api.e-stat.go.jp/rest/2.1/app/json/getStatsData?appId=<先ほど取得したappId>&lang=J&statsDataId=0003412313&metaGetFlg=Y&cntGetFlg=N&sectionHeaderFlg=1

 

それでは,PythonでAPIのリクエストを送ってみましょう.

urlのところには,さっきのAPIリクエストURLを入れてください.

 

人口データの可視化

データ構造を理解するには少し慣れが必要そうです.

とりあえず,今回は適当な関数を作って,必要なデータを取り出してみました.

それでは,グラフとして表示してみます.

 

人口統計 男女

総人口を青,男性人口をオレンジ,女性人口を緑で表示しました.単位は千人です.

グラフにしてみるとなかなか面白いですね.

60代以降では女性人口が多いのがわかりますね.本当に女性の方が長生きなんだなと思いました.

 

他にも,総人口と日本人口を分けて表示してみました.

人口統計 外国人

20代,30代は外国人人口がそこそこいることがわかりますね.

 

まとめ

今回は,政府の統計データを取得して,Pythonで可視化してみました.

大量のデータがAPIで取得できる上,面白い統計データがたくさんあったので,しばらくこれで遊んでみたいと思います.

 

クレジット

「このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。」
(https://www.e-stat.go.jp/api/api-info/credit)

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